I am Charmie

メモとログ

就活で何を見せるか

あまりはっきりと記憶に残っていないけど,就活が大変だったイメージはあまりない.記憶に残らない程度の大変さだったのだろう.どちらかというと,楽しめたと思う.前に書いた気がするけど,就活はカードゲームみたいなもので,戦略が・・・みたいな話.だから楽しめた.
さっき書いた"就活で何を見られるか".それに対する答えが"就活で何を見せるか".相手が気に入るものを見せれば内定につながり,逆だと断られる.ある意味腹の探りあいというか,相手の読み合いのようなものだと捉える事が出来る.

人事という仕事についてる人(人事は仕事と解釈しても大丈夫だよね?)は,人を見る事が職業だろうから,きっと人を見る力はあるだろう.ダメな学生に内定を出せば自分の首を絞める事になるだろうから,きっと本気で見てくるだろう.下手な嘘はバレルだろうし,学生本人ですら気付いていない本人の性格をずばり見抜くぐらいは当然やってきそうな気がする.
その人事(企業)に対して,学生は己をプレゼンする."自分はこんな人間で,あなた達と働きたいと思っている.自分を雇えば,自分だけでなくあなた達にもメリットがある."と伝え,その上で自分を雇いたいと思わせれば内定につながり,そうじゃなければ縁が切れる.
選考プロセスを通して自分をどう見せる(プレゼンする)か?これに全てがかかっている.人事に"この学生はうちの会社に合っている"とか"この学生と一緒に働きたい","この学生は絶対に欲しい"と思わせれば良い.そのためには,自分が何を見せると相手がそのように好意的に受け取るのかを考えれば良い.正に孫子の兵法で言う"彼を知り,己を知れば百戦危うからず"の考え.

やるべき事は"自分が企業とマッチしている"と思わせる,ただそれだけ.
ちょっとToDoを分解してみる.
・自分が企業とマッチしている人間だと,企業に思わせる.
・そのように思わせるには,自分の中でその企業にマッチしている側面を見せる必要がある.
・そのような側面を見せるには,
・企業がどのような性格や人柄の人間を雇いたいのか知る必要がある.
・自分がどのような性格や人柄なのか知る必要がある.
となっていくのかな.

ひとまず最初の準備段階として,自分に関するエピソードを書き出した.大きく分けて2つ.高校時代の部活,大学・大学院時代の研究.
部活のエピソードは,バスケ部のマネージャーだったから
・人をまとめる大変さと重要さを知っている.
・一つの目標を実現するために複数人で協力をする意味と難しさを知っている.
・練習や試合を通して,現状で何が出来て何が出来ていないかを分析する能力がある.
・そこから,何をすれば次のステップへと進めるのか考える能力がある.
・仮に失敗したとしても,その原因と次への打開策を考える能力がある.
・目標を実現するために,以上の事をやり続ける事が出来る.
ぐらいだったかな.
研究については,
・何かを実現しようとした時に,何が問題になるかを知る術を知っている.
・現時点で解かれている問題,解かれていない問題を分析する能力がある.
・未解決な問題を解くための方法を考える能力がある.
・考えた解決策を実現し,検証する能力がある.
・成功,失敗どちらについても,その理由を論理立てて説明する能力がある.
トライアンドエラーを繰り返し続ける事が出来る.
みたいな感じかな.
部活と研究の二つのエピソードから導き出した己のアピールポイントは,
・目標を定めたら,それを実現するために必要な事を分析して,
・そこから自分が何をするべきか考える.
・失敗したとしても失敗の原因を分析して,再び次に何をするべきかを考える.
・これを,成功するまでやり続ける事が出来る.
のが自分の能力かなと.
性格についてはめんどくさいから書かないけど,自分の能力と性格についてまとめ終わったとする.
そうすると,次にやる事は,ターゲットにした企業がどのような性格や人柄の人間を雇いたいのかを見抜く.
そこから,自分の能力や性格のどの部分が一番その企業にマッチしているかを考える.ここで,その企業に見せる自分が決まる.