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メモとログ

freeglut for OpenGL (GLSL) + Visual Studio 2010 on 64bit

freeglutを使ってVisual Studio 2010でのOpenGL(GLSL)環境のセットアップを試みる.同じ内容で書いたことがあるけど,freeglutが2.6.0から2.8.0にバージョンアップされてセットアップが容易になっていたのでメモ.

以下で{VC Root}は 32bit C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 10\VC 64bit C:\Program Files (x86)\Microsoft SDKs\Windows\v7.0A を表すものとする.

  1. freeglutのインストール 1.1. freeglutのコンパイル オフィシャルサイトから,ソースやら何やらをdownload(freeglut-2.8.0.tar.gz)

基本的には,README.win32に書いてある通りに行えば問題ない.2.6.0からの変更点として,VS2010用のslnファイルがデフォルトで用意されているため,VS2008用のslnファイルを変換する必要がなくなった点が挙げられる. READMEに書いてあるように”,バッチビルドすれば終わり”.

1.1.1. コンパイル 以下のディレクトリにあるfreeglut.slnを開きビルドする. Build->;Batch Buildを選ぶと簡単かもしれない. /VisualStudio/2010/freeglut.sln ビルドが終わると各libファイルが生成される.

1.1.2. hファイルのコピー /include/GL/ディレクトリにある”freeglut.h”, “freeglut_ext.h”, “freeglut_std.h”, “glut.h”を以下のディレクトリにコピー. {VC Root}/include/GL/ ※ 同じディレクトリに”gl.h”, “glu.h”があるはず.

1.1.3. libファイルのコピー /lib/x64/ディレクトリにできた“freeglut.lib”か”freeglut_static.lib”を以下のディレクトリにコピー. {VC Root}/lib/ ※ 同じディレクトリに”opengl32.lib”, “glu32.lib”, and “glaux.lib”があるはず.

1.1.4. dllファイルのコピー DLLを使用する場合は,/lib/x64/ディレクトリにできた”freeglut.dll”をコピーする. 32bit: C:/Windows/System32 64bit: C:/Windows/SysWOW64 ※ 同じディレクトリに”opengl32.dll” と “glu32.dll”も保存されているはず.

  1. glext.hのインストール 以下からglext.hをダウンロード.

http://www.opengl.org/registry/api/glext.h

他のヘッダファイルと同様,以下のディレクトリに保存. {VC Root}/Include/GL