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メモとログ

巨人の星 11話 青雲のせまき門

再び面接シーンからスタート.それにしても青雲高校の関係者は心が腐ってる.伴PTA会長が言葉遣いを直すように言う.父ちゃんではなくパパかダディと言えと.

青雲高校に不平を抱きながら校舎を後にする飛雄馬.そこで野球部の練習.現れたのは,かの伴宙太.伴応援団長の声を甲子園へ轟かせるためにも,何としても今年は甲子園に行けと息巻く伴.そんな中,飛雄馬の元へ飛んでくる打球.大リーグ養成ギブスをつけていない事を忘れ,つい加減せずに返球する飛雄馬.からむ伴.そこで明かされる真実.伴の父親があのPTA会長だと.そこで絶望を感じる飛雄馬.「この伴宙太,生まれてこの方人に侮辱された事はない,しかしお前の態度は許せん.」それを挑発し,その場を去る飛雄馬.自分を恐れなかった初めての男飛雄馬に目をつける伴.

最悪の面接を終え帰宅する飛雄馬.「ご機嫌いかがダディ.」タバコに火をつけながら青雲進学が正しい事を言う一徹.策士一徹.それをフォローする明子.

伴邸で伴宙太式スタミナ料理を振舞われる野球部.ものすごい臭い.ニンニクとマムシの粉の特性スープを無理矢理飲まされる青雲野球部.次は生きた蜂の子.悲鳴を上げる野球部.そこで飛雄馬を思い出す伴.

テレビでは花形モータースと伴自動車工業のカーレースで花形が勝つシーン.そこに現れる伴宙太.花形に勝つために飛雄馬を青雲に合格させろという伴.伴の本心は飛雄馬を入学させてしごきにしごき,笑い飛ばす事.

かくして,受験番号436星飛雄馬は青雲高校に合格.そこへ現れる伴.明らかにお互いを敵視し合う飛雄馬と伴.それをこっそりと見守る花形.ガソリンスタンドで働く明子に飛雄馬合格の朗報を伝える花形.

そして,長屋で全てを語る一徹.東京中の学校を見て回った一徹.名門校には,端から行かせる気が無かった一徹.名もないチームで汗と闘魂でドロドロになり這い上がってこそ飛雄馬のためになると考えていた一徹.伴宙太とその親大造についても完璧に把握していた一徹.
そこで一徹は言う.「飛雄馬よ,ギブスを外せ.明日からの相手は伴だ,花形だ.そして,全国の高校球児だ」涙を流しながらギブスを外す飛雄馬.同じく涙を流しながら見守る明子と一徹.回想される数々のシーン.逆立ち,投球練習,王貞治との対決に一徹の千本ノック.

高校生としての第一級を,新しい一歩への第一級を俺のミットに放れ.この親子愛はやっぱり美しい.「男ならやるんだ,巨人の星になるまで.」巨人の星をバックに投球練習を続ける二人でエンディング.