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メモとログ

Japan CV Day 2013: フリーディスカッション

Japan CV Dayを7月28日(日)に開催しました.フリーディスカッションのグループ9で行ったディスカッションの内容を簡単にまとめます.ディスカッションで話した内容はあくまでも参加者個人の意見を反映しているもの…という点を理解した上で楽しんでいただければと思います.

ちなみに他のグループのディスカッションをまとめていただいたものの内,僕が発見したまとめのリンクを以下に書いておきます. グループ1 グループ5

テーマ「CV/ML/PRの研究をしている学生・研究者の就職先」 我々のグループは,企業内研究者,大学教員,博士・修士課程の学生と色々なバックグラウンドの参加者が集まっていました.雑談を交えつつマッタリと行ったディスカッションのログをまとめてみます.

  1. 就職先 まずはCV/ML/PRの研究をしている学生・研究者の就職先を聞いてみました. -- 修士卒: 学生時代の研究内容と関係する職に就くとも限らない(例えば銀行とか) ―― 博士卒: CV/ML/PR関連の職に就くケースが大半.ざっくり分けると企業or大学.ただ,(データ数が少ないものの)出身研究室によって進路の方向性に偏りがあるようにみえた(**研出身の博士は全員大学で教員をしている,++研出身の博士の大半は企業で働いてる等).この辺り,博士号取得者の師弟関係も考慮に入れた上でクラスタリングを行うと面白い傾向が見えてくるかも...

  2. 一緒に働きたい人 次に,企業研究者,大学教員の方を中心に,どんな学生を採用・一緒に働きたいか話してみました. CV/ML/PRの知識・経験に関しては,万遍なく色々なモノがそこそこ出来る人より「これ!!」という武器を一つ持っている人(数学だけは鬼のようにできる,自然言語よりプログラミング言語の方が得意とか)の方が良いかなぁという意見が出ました.一様分布より尖度の高い正規分布のような知識・経験を持つ人間が好まれるという事なんでしょうか?仕事・研究内容によって若干変化しそうな要件ですが,「自分はこれ!!」というモノがある研究者は良いよねという話をかつて聞いた事を思い出しました. 面白かったのは,「CV/ML/PRの知識・経験以上にモチベーションの高い人と一緒に研究をしたい」という,そもそもCV/ML/PRの学生のリクルートじゃないの?と突っ込みたくなるような意見が出た点です.「もちろん技術・知識がある方が良いのだけれども,それ以上にモチベーションや探究心を持ってるかどうかが重要.自分の得意とする分野以外にも興味・好奇心を持っていれば自然と技術・経験はついてくる.」といった内容の話を議論しました.

  3. まとめ イベント全体の進行もあって一部抜けている部分もあると思いますが,上記のような内容でディスカッションをしていました. フリーディスカッションついては,もうちょっと改善出来たかもしれません.

  4. ホテルのチェックイン等があり,途中で帰らざるを得ない参加者が10人以上いたような...時間調整の工夫次第で解決できる?
  5. グループ分けの工夫.今回はほぼランダムに参加者をグループに分けていましたが,ディスカッションのテーマによっては学生向け,大学教員向け,企業研究者向けなテーマがあったかもしれません.***向けな話をしたいグループというグループ分けをしてみると各参加者の興味にあったディスカッションにあたる可能性が増えるのかなと思いました(その分オーガナイズするのが大変かもしれませんが...)

個人的には,用意していたおかし(ラングドシャ)が期待していたものと違ってガッカリしたものの,ディスカッション自体は楽しかったと思います.