タイトル通り,前ポストで散々けなしたOvrvision Proの映像をHTC Viveで閲覧した.
簡単.感動.Unity恐るべし!!Viva Ovrvision Pro!!
バージョン
以下のバージョンで成功
Unity | Ovrvision SDK | SteamVR |
---|---|---|
2018.3.7f1 | 1.90 | 1.3.23 |
2019.1.3 | 1.90 | ? |
事前準備
以下は既に終わらせていること. - SteamVRのインストール - HTC Viveのセットアップ (トラッキング装置の設置など)
手順
Unityで行う作業は以下の3つを設定するだけ.
HMDのデフォルト設定を許可するとカメラの設定が上書きされるので,必ずHMDの設定をしてからOvrvisionProの設定をすること.
逆の順番で設定をしたため,OvrvisionProの設定を2回しなきゃいけなかった.
手順0: Unityプロジェクトの作成
- Templateを3Dに設定する
- SteamVRを起動する (Unityの設定ではない)
手順1: HMDの有効化
Asset storeでSteamVR pluginをImportする.
インポートに数分時間がかかるけど,ひょっとしたら不要な機能を外せば時間短縮できるかも.
SteamVRに関する設定画面が出てくる.Accept Allボタンを押すとインポートが終わり,AssetsディレクトリにSteamVRというディレクトリが作成される.
メニューバーからWindow > Steam VR Inputを選択.
「初期設定ファイルないけど作っちゃう?」みたいにポップアップウィンドウに表示されるのでYesを選択する.
設定画面でSave and generateボタンを押すと設定ファイルが作成される.
この時点でプロジェクトを実行すると,HMDの動きに合わせた映像を閲覧できる.
手順2: Ovrvision Proの設定
OvrvisionProアセットのインポート
まずアセットを追加する.
Ovrvision for Unityを公式ページからダウンロードして解凍.
ルートディレクトリ直下のunity5_ovrvision.unitypackageをUnityプロジェクトのAssetsにドラッグ&ドロップ.
以下のような画面が表示され,Importボタンを押すとAssetのインポートが始まる.
インポートが終わると,AssetsディレクトリにOvrvisionProというディレクトリが作成される.
OvrvisionProCameraの追加
次に,カメラを追加する.
メニューバーからOvrvisionPro > Add OvrVisionProCameraを選択.
ポップアップウィンドウに「不要なカメラを無効化するか?」みたいな表示がされるので,Yesと答える.
カメラを新しく追加するみたいだけど,デフォルトで設定されているカメラは無効化していいよね?という気づかい.
カメラの追加が完了すると,HierarchyウィンドウにOvrvisionProCameraというオブジェクトが追加され,Main Cameraが無効化されていることが分かる.
これでOvrvisionProの映像をViveで閲覧できるようになった.